テレビアニメとは全く逆の終焉
レビュー日:2006-09-02 評価:★★★★☆
巨人の星、星飛雄馬とは、異なるキャラクター、重い球質を与えられた番場蛮は、それでも悲劇的な結末を迎えるという点では、同じであった。
そもそも侍ジャイアンツは巨人の連覇が終わると同時に終わらせる予定であったため、話の展開に無理がある。
結局、テレビアニメでは採りあげられなかったハラキリシュートが誰にも打たれぬまま、突然の分身魔球の登場と番場の連投による心臓麻痺という非常に無理のある終わり方をする。
ジャイアンツ9連覇は、偶発性が強いものであった。おそらく、作者は9連覇の未達成で侍ジャイアンツを終焉させようと考えていたにもかかわらず、阪神があのような体たらくを演じてしまったことに原因があるのだろう。
さらば!サムライ
レビュー日:2002-04-21 評価:★★★★★
侍ジャイアンツの復刊を喜びながらも、「あの」最終回を読むのが怖かった。しかし時は無情なもので、とうとうまた同じシーンに当惑してしまった。 前巻で美波里香との初恋に破れた番場に、初めて授かった男の魔球が自滅し、そして最後の魔球がたったの2回だけ登場する。 こういった幕引きが何故必要だったのか、梶原氏が亡き後は知る術もない。復刊成ったことを素直に喜びつつもなおも残る疑問である。 それはともかく、今度は晴れがましいアニメのエンディングでも見たいものである。